やっぱ、ただじゃ終わらないなバカリズムの作品は…
とある年の瀬の夜。
やり手社長の奈津美が暮す豪邸に侵入した亜希子、恵、香奈恵の3人。
彼女らは、会社の方針、待遇に不満を持ち、家に貯め込んでいるとウワサされるタンス預金を盗もうとするが、予想外の出来事が起こり…
ストーリーはこんな感じ
演技派が揃い、セリフ回しは面白い！
設定としても、お金を盗みに入ったものの、結局は清掃やピラティス、そして料理を作り晩餐をしてしまう…って面白味の無い展開だったんだけど、やっぱそこはバカリズム…そこにプラス要素が加わっていく…
って書いたんだけど"ブラッシュアップライフ"ほど面白くない。
多分、それはクスって笑えるゆるさが足りないこと。同じ3人組とはいえ、みーぽんやなっち、あーちんの3人組と比べると、圧倒的にゆるさが足りない。そこが面白いのにね…
プラス要素の重松の存在もイマイチ。
池松壮亮なんてゴリゴリの演技派なんか使わず、もうちょいウザいぐらいの感じの役者を使えば、良かったのに…
って思ってたら、その後の展開が予想だにしない展開で…
まぁ、あれで終わるとは思わなかったけど、後半の畳み込みが凄かったな。
バカリズムの脚本って、結構同じ単語が繰り返されるよね。今回は"穏便"&"もういいよ"だったなぁ…
最後のオチは……そうきたか！
やっぱ天才だな、バカリズム…
