ある殺人事件から話は始まるが
甘噛みのような伏線。
この事件をきっかけにAIのように淡々と杓子定規で物を判断する検事と感性と感情で大騒ぎしながら事件解決に奔走する刑事との対峙の話かと思いきや
いやいや、かなりぶっ飛んだ話に展開していく。
母性愛が軸となるが
裕福で力を持つハイクラス医者の偏った母の母性が招いた悲劇の大元。我が子を育て愛する母の気持ちや覚悟は共感するがいやいやこれはだめしょ
母の偏った行動の事実を知った息子は悩み苦しみ自己の正義との板挟み。その息子を体当たり演じ切ったクォンユル。
リアルにどんどん痩せて行き
クールに見えるがとても繊細で優しいチャウンヨン検事そのものでした。
いろんな母子模様。
それぞれの息子も娘も母親に性格が似ていて母の悲しい経験や葛藤や後悔を子供達が寄り添い浄化していくんだろうなと思う。
私的に最後が悔しくて。
あのような救いようのない人を
救ってよいのか?極刑レベルだと思うが。
そしてこのドラマ
途中からジンソンは必要キャラだったか?
と思いました。