人の死が絡めば泣くのは当然で、だからドラマの舞台を医療系にするのはその安直なあざとさが逆に冷めること多くて、どれもなかなか入り込めてこなかったんだけど、
本作はそんな先入観と偏見を覆して余りあるほど。
しかも民放のドラマってヒューマン系はリアルでこんなに泣き叫んだりしてる人いる？ってくらいリアリティのない大袈裟が逆に冷めてしまう中で、NHKのドラマってそんな無駄をなくして展開が静かなんだけど、気がつくと涙がほろほろと流れてしまう良質なものが多い気がする。
久しぶりに毎話心が洗われるドラマに出会えた。
来週がもう最終回なんて、残念すぎる。
