コザカナカルシウム

不適切にもほどがある!のコザカナカルシウムのレビュー・感想・評価

不適切にもほどがある!(2024年製作のドラマ)
3.8
第1話
タバコありハラスメントあり体罰ありの中学教師阿部サダヲが昭和から令和にタイムスリップする話だった。

冒頭の父と娘の下世話なやりとりがクドカンぽくてツボる。テンポの良さと、写るんです・ニャンニャン・近藤真彦・積み木崩しなど「昭和あるある」で一気にひきこまれる。スケバン青春ネタからの体罰。ケツバットって…なつかしすぎる。

3時55分のバスが未来へのタイムマシンで、喫茶店のトイレのキョンキョンポスターが過去への入口って…行き帰りで違うの!?「Too young too die」でもトイレからザリガニに生まれ変わった主人公が現われたから、クドカンにはトイレって特別なものなのかも。

娘役が「家族だから愛した…」の河合優実って、めっちゃイイじゃん!!ちょっと「あまちゃん」の有村架純にも雰囲気似てる?

父親が娘にニャンニャンさせないために早く帰らなきゃって焦ってるのは愛だし、家に帰って娘の部屋でニャンニャンしかけたのを見て「なんでテメェが上なんだよ!」ってストレートに怒鳴るのも良い家族だなぁって思う。

最後、突然のミュージカルには面食らったが、クドカン&磯山プロデューサーコンビの「我が輩は主婦である」のミュージカルシーンは好きだったからこれから面白くなるかもな。

それにしても、「ブラッシュアップライフ」の余波がクドカンにも現われれるとは…恐るべしバカリズム。