「やだなんかこわいエスエフ～」
クドカンらしき会話劇に、タイムリープのエスエフ設定。なんか昭和こわいな～て思ったら令和もこわい。どかどかと本音をぶつけ、だけど苦悩する阿部サダヲの演技力よ。スケバンで口の悪い河合優実もめっちゃ良かった。チャーミングな２人の父娘の掛け合い、永遠に見てたい。
のに、今週で終わっちゃったよ早くない？でも濃密な10話だったな。昭和ギャグあり、親子、祖父孫のドラマあり、なんか胸につっかえてたこと言ってくれたり。ベーコンレタスマンガ最高だったな、踊り場のダンス最高だったな、ダーリンアイウォンチュー最高だったな。
ムッチ先輩も最高。「なんでいないと思ったんだ」「のび太に出会えませーん」「ふわ、絶対昭和！」、なんど腹かかえて笑ったことか。最後、カラオケ隣のサイン見てるだけで笑えてきたもんね。
「ごめんね青春」からタレカッパ、ビルケンシュトック、コスメがきて、「うぬぼれ刑事」から矢作がきて、キャスティングに胸おどる。サカエさんも、渚っちも、マスターも好きっ。
「寛容」をメインワードにしつつ、「寛容」モンスターな「ヤシマ」をフォーカス。一回の失敗でも叩かれ、見切られるがちな令和だけどさ、とりあえず「やってみる」とか「付き合ってみる」とかの感覚、精神が、今を生きるうえでの御守りなんかな。
