Shoko

不適切にもほどがある!のShokoのレビュー・感想・評価

不適切にもほどがある!(2024年製作のドラマ)
3.3
〖不適切にもほどがある!〗(ドラマ/日本/2024)



『東京都葛飾区立第六中学校の体育教師で野球部の顧問でもある小川市郎は、スパルタ教育と荒々しい言動が特徴。私生活では妻に病気で先立たれ、17歳で高校2年生の娘・純子と暮らすシングルファザーでもある。そんな彼がある日学校からの帰りに乗った路線バスが、38年後の2024年にタイムスリップしてしまう。行きつけの「喫茶&バー すきゃんだる」のトイレの壁が謎の空洞になっていて、そこを通るとなぜか1986年へ戻ることができた』

なんかめっちゃ流行ってるよねと思ってちょっと前に1-9話まで一気見して忘れてたのをようやく完走。しかも流行ってると思ってたけど、もしかしてLINEニュースで毎週記事が出てきてるのを見てるだけかも。
あと牧島輝くんが出てるのをうっすら知ってたのとたかえさんのいっそんが出てた。

なんだろう、娯楽作品だね〜という感想。なに?
楽しいのは楽しいんだけど、面白いとはちょっと違うというか。
10話で丸くおさまってよかったね〜と思ったけど、9話まで観た時に「なんだろう、わかるんだけどそうじゃないだろという違和感が拭えない…」となってて最終的に「どっちの時代も生きづらいよね」でまとまってて、それはそうなんだけどそんなこと言ったらこのドラマの意味とはとちょっと思った。
なんとなくもやっとした気持ちが消えないままここまできてしまった。
わかった、宮藤官九郎の「こういうのが面白いんでしょドヤ」みたいな感じが苦手なのかも。

たかえさんのいっそんがとにかくすごくて、そこがすごいよかった。
ムッチ先輩のビジュだけは見る前から知ってたから、てっきりもっとコントなのかなって思ってたらしっかりドラマだったから驚いた。
あと牧島輝くんのお天気キャスターもドラマ見てないのにそのシーンだけけ見て演技がでかいなと思ってたけど、ドラマでちゃんと見たらちゃんと面白くてよかった。あと顔が綺麗だった、皮膚が。
毎回ミュージカルパートがあり、そのためゲストキャラにばりばりミュージカル俳優とか出てくるのは楽しかった。阿部サダヲも歌うまかった。

今日の夕方から爆裂風邪発症してぼわぼわしててなんにも感想がまとまらない、でも今日見終わったから今日感想を書かねばならぬ。
おかあさんもちょっと見たけどすぐ離脱したって言ってて、なんだろうね〜って話してたけど、なんかこの昭和世代のこともそんなに知らないし(でも笑えるほどに知らないわけではない)、令和にはすでに置いていかれてるし、どっちにも共感できないからかも。いちばん中途半端な世代。

なんにせよいかなるハラスメントも「ちょっとぐらい大目に見てよ」と言われると絶対絶対許したくないと思ってしまうので(された側が言うならいざ知らず)あの部長ぐらい神経質になったっていいよ、用心に越したことはない。
そんなことを言ってるが、私はそのへんめちゃくちゃ無神経だと思うから気をつけよって思った。
Shoko

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