みく

さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~のみくのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

家族の話も、オーケストラの話もすごくよかった。一人一人の苦悩や今までの経緯を知る分人間味が強くて、見る側も感情移入してしまう。

こういう作品を見ると、音楽ってすごいなと思う。

うみくんの家族の中での立場とか、自分が1番大人だとか思う気持ちが痛いほど伝わってきた。3人が自由に振る舞うから、自分はその分しっかりしないとって思うし、仲をとりまとめないとって思うんだよね。

芦田愛菜ちゃんと西島さんの2人の演奏素敵だった。「おかえり、パパ」って心から言えるようになるまで沢山葛藤してきただろう。それでも前に進んで、父親との関係を変えた彼女がおおきく見えた。
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