オウムのドキュメンタリー見た時、そこにしか拠り所が無かった普通の人たちの集まりだなって思ったんだけど、やっぱそうなんだなあって改めて感じた。政治の闇や、信仰するものを見誤った信者、2世信者の苦しみ。やっぱ恐ろしいのは宗教というものではなくて、全部人間。ただそれと同時に、宗教モノ見る度に思うことなんだけど、人を救うのは神でも仏でもなく人だなとも思う。教祖、幹部、信者、非信者である家族、2世信者、別の宗教信者、あらゆる視点で丁寧に宗教というものを描いた作品。
主演2人の演技がすごい。「嘘が誠になったのさ。」