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舟を編む 〜私、辞書つくります~のskipのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

紡がれる言葉の美しさ、面白さ、大切さに心を揺さぶられましたし、仲間同士の繋がりや辞書作りへの思いが瑞々しく丁寧に描かれて、コロナの話題も落とし込みつつうまく全体もまとまって、素晴らしいドラマだったと思います。
辞書を作るという物語全体のテーマと合わせて、一話一話のテーマもわかりやすく筋が通っているので、毎回ちゃんと面白く、毎回泣いていました。
最終回での「恋愛」「なんて」の回収の見事さにはボロ泣きです。

キャスティングも絶妙で、野田洋次郎さん池田エライザさんの演技、見たことなかったのですが、とてもハマっていたし、松本先生役の柴田恭兵さんが大好きでした。

好きなシーン上げたらキリがないですが、最終回、今まで敵的存在だった社長が辞書編集部に訪れるシーン、あ、ちゃんと手指消毒するんだ!からの握手!とても良かったです。
あと、ハルガスミさんの作った表紙の装丁が素晴らしかったので、デザインをちゃんと観たい。てかホント「大渡海」買いたい。

…と、ここまで書いておいて、このドラマを観た後だと余計に、自分の語彙力の無さに絶望を感じるので、もっと勉強しなきゃと思いを新たにしたのでした。
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