リメイク、リブートの最適解を見た気がした。
『舟を編む』と言えば、いまや「面白い邦画」の筆頭に挙げられるほどなので、正直ドラマ化すると聞いて不安しかなかった。
けど、完全に杞憂だった。本当に観てよかった。
パラレルワールドのような世界観のもと、全10回のドラマだからこそ描ける丁寧で繊細な人間関係、熱い想いのこもったセリフの数々、、、。
そして何より、キャストが本当に素晴らしい!
個人的には、矢本悠馬さん向井理さんのふたりの助演ぶりに心ひかれた。
そして最後は、まさかのコロナ禍を描写するとは……!
ことばの力と真摯に向き合い続けた、本当に本当に熱いお仕事ドラマでした。