君が心をくれたからのわさび醤油のネタバレレビュー・内容・結末

リアルタイムで毎週見てました。
序盤は圧倒的永野芽郁の透明感、好きな人のためにすべてを捧げてもいいという儚さと美しさに全てを持っていかれましたが、途中なんか「それ言っちゃだめなんじゃなかったの？」って奇跡のネタを急に雨から太陽に暴露してきて、挙句の果てには「(恐怖で耐えられないから)死にたい」しかも案内人が少し励まし的なものを贈ったらまた秒で「生きます」の宣言、付き合わないとかもう会わないとかだんだん献身さの中にそうじゃないものが混じってきて「？？？」ってなってくる…。
太陽くん一家には散々な目に遭わされて母親のくだりは他人の不幸の上で成り立ってる再会で花火見たいとか食卓囲んだり納得行きませんでしたが、最後はまさかの永野芽郁がこれまで太陽くんを踏み台にしてきましたと言わんばかりに勝利してて衝撃。どうしても初恋の、夢だった太陽くんの花火を見るって欲求を叶えたかった永野芽郁が、己の命賭けて太陽くんに花火作らせるだけの猶予を与え、命もギリ守りきって花火も見れてラッキー！みたいな話に見える。あんだけ太陽くんを思って出さなかった雰囲気の婚姻届も自分が未亡人にならないための逆効果になっててある意味感動した。春陽ちゃんにはすっごくイライラさせられたけど彼女が一番正しかった説すらある。お母さんも無駄に消させられて可哀想。
でも永野芽郁は圧倒的にビジュが良い。すべての感覚を失った永野芽郁の「無」の姿はなんかこう一周回って神秘的にも見える。