何の他意もないけど、立て続けに永野芽郁ちゃんの主演作レビュー。
地元がなく長崎なので、見慣れた街並みが映るのを楽しみにしていたけれど、蓋を開ければ荒唐無稽ななんじゃこりゃドラマだった。
変な季節に精霊船が通ったり、群衆の中で爆竹投げたり、やりたい放題。
そして年越しを祝う花火大会(架空の催し)ショボすぎ。
斎藤工の無駄遣いだし、宇多田ヒカルの主題歌ももったいない。
作品のテーマとなっている「心を差し出す」と「五感を失う」がイマイチ結びつかなくて、個人的にはあまり響かなかった。
ヒロインもかなり自己中だし、好きになれなかったけど、永野芽郁ちゃんは爪の先まで綺麗だなとしみじみ思った。
不幸をこれでもかと詰め合わせた感じが感動を押し付けているようで嫌だな〜と思ったけど、脚本が宇山圭佑さんか…なんか納得。
舞台が長崎じゃなかったら絶対観なかったであろう作品。
観光名所がたくさん出ているので絵面はなかなか綺麗だけど、もし聖地巡礼的なことをしようとしている方がいらっしゃったら、地理的な距離感をよく確認した上で出かけることをオススメします。