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婚活1000本ノックのakariのレビュー・感想・評価

婚活1000本ノック(2024年製作のドラマ)
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ハマった!原作も今読んでいるところですが、すごく面白いです。最終話のラストのナレーションに感動しました。婚活とは自分の思う幸せを掴みにいくための選択肢の一つ。婚活が終わっても、婚活をしなくても、それぞれの人生は続く!
いい人だけど、なんか違う。この強欲さが人生かもしれません。第1話、合コン相手の中にいた阿部寛。「阿部ちゃん素直にぶつかってこいよ〜」ばり失礼な阿部ちゃんに意外と好かれていた南さんで笑いました。「俺さ!中2の時からずっと、週1でセックスしてるんだ!」山田が可愛すぎます。最低発言と無邪気な言い方が合わなさすぎて可愛いです。
絶対にいい人なのに好きになれない感じにとても共感しました。そういう自分が良くないとわかるのに、気持ちはついていきません。「優しくて、思いやりがあって、自分のこと好きになってくれたら、ゴリラでもいいの?」山田ァ、いいわけなくて笑いました。
山田の過去の女が出てくる回、良い展開でした。生きていた頃のクソな山田が見られて楽しかったです。山田に突然小さな恋のうたを歌わされる南さんで大爆笑しました。千賀くんの、いい人なのになんだか馴染みきれない目の据わり具合も良かったです。
芸人が色々出てくるのも面白かったです。持ちネタを怒涛に披露する英孝ちゃん笑いました。最終回でゆめっちが出てくるのはアツいですね!福田麻貴さんの演技がとても良かったので、最近テレビで見かけると嬉しいです。
南さんは結局クソ男がタイプなんだろうな〜と思っていたんですが、山田のことが好きだったんだ。婚活中、どんな人が好き?どうしたら好きになれる?を考え続けた南さんが山田のことははっきりと好きだと言えました。約束も覚えてないクソなのに、なんでか憎めない山田がなんでか可愛いのです。
南さんを煽り続ける九本さんがずっと面白くてツボでした。堂島が戻ってきて、九本さんは大恋愛に成功しお父さんを成仏させる流れは最高でした。堂島やるやん!
小池、いい人というよりいいヤツ。いつか出会うはずの運命の人より、既に出会っている人たちの方が限りなく運命に近いと思います。外見や上辺で品定めしたのではなく、考える間もなく体が勝手に動いた人。そんな人に出会えて真っ直ぐに気持ちを伝えられたのは、南さんが一生懸命頑張って自分の幸せと向き合ったからだと思います。付き合ってすぐ手の湿りを指摘する小池がアホらしくて笑いました。等身大でかっこいい南さんの抜群のワードセンスにも何度も吹き出しました。福田さんにしかできない役でした。山田の成仏は寂しいけれど、南さんに小池と幸せになってほしいです!
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