余命3か月の父と、売れない芸人との結婚を控える娘のドラマ。
終始温かい展開で、久々に捻りの無い直球家族ものを観たような気がする。
本作の売りは木梨憲武の数十年ぶりだかの主演作だが、こんなに皺も出来て歳取ったんだなあと思ったり。
とんねるず絶頂期の80年代中期から後期の印象が強かったが、スーツや服の着こなし一つ見ても到底堅気ではなく笑、やはり洒落たジジイだな…とカッコよさが光った。
他方素人に毛の生えた様な演技が、逆にリアルな父親を表していたようにも思う。
毎回タイトルで映し出される写真が秀逸。
気楽に観れる佳作。