こばまさ

春になったらのこばまさのレビュー・感想・評価

春になったら(2024年製作のドラマ)
3.7
完全にノーマークだったけど、今までにはない魅力のあるドラマだった。
そもそも、ノリさん(木梨憲武)が地上波の連ドラに出演するってのが一種のサプライズみたいなもの。

余命3ヶ月の父親(木梨憲武)と、3ヶ月後に結婚するつもりの娘(奈緒)による、親子愛を描いたヒューマンドラマ。
幼い頃に母親を亡くし、父と娘の2人で切磋琢磨しながら生きてきた親子という設定だけで沁みるものがある。

世間では「涙活」ドラマと呼ばれ、この冬1番話題をさらった…のは『不適切にも〜』だけど、その次にちゃんと観ていた作品。

結末が見えているだけに、そこに至るまでのドラマ性が重要だけど、脇役も濱田岳、小林聡美、光石研、筒井真理子など、素晴らしいバイプレイヤーで抜かり無し。

福山雅治の主題歌が、そっと包み込む。
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