はれぱん

春になったらのはれぱんのネタバレレビュー・内容・結末

春になったら(2024年製作のドラマ)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

残り3か月で結婚する娘と寿命がくる父の親子の話。
死に向かっていくから暗いかなと思いきや、木梨さん演じる父・雅彦の実演販売師として培われた終始明るいキャラと、濱田岳さん演じる芸人の彼、カズマル君のお陰でほっこり系。泣けるけど、つらくて号泣って感じではなく、ほっこりほろり🥲って感じで好き。リアルでは超大御所芸人の木梨さんが「お父さんにはお笑いわかんないよ!」って言われてるの笑えちゃった。
奈緒ちゃん演じる娘の瞳ちゃんは産婦人科で働いているから「生」が出てくるのも、また対比があって考えさせられた。

妻・母を早くに亡くした親子はほんとにお互いを思っていて、素敵な関係。瞳ちゃんが写真を大学のサークルでしてて、度々写真を撮るのもいいなって。あんな幸せな遺影ない気が!結婚式兼旅立ち式は新しい形だけど、すごく幸せな空間。先生やお花屋さんのおばさん、小林聡美さん演じる産婦人科の院長?さんとか、2人の人柄のお陰で周りの人たちもすごくあたたかくていい人。友達役のふっかさんもいい味。笑 穏やかな時間が流れていたドラマ。
2人でやりたいことリストをしていって、最期はなるほど、こういう感じかあって。辛い最期は描かれてなくてやり切った感があるのは、椎名親子らしくてよかった。桜綺麗だった!

福山雅治さんの主題歌「ひとみ」は書き下ろしなのかな?ドラマに合ってて好き。
そしてセリフも印象的で素敵だったね。

明るくなる言葉、
「グラッツェ!グラッツェ!」

優しいお笑い、
「ドンマイ、ドンマイ!😉ぼくは好きだよ👍」