日曜劇場としては中々珍しい学園ドラマです。放送当時も観ていましたが、改めて観てみたくなったので。この時に私は真剣佑さんに出会ったなっていうのを観た瞬間に思い出しました、あ～、やっぱり格好いいなって。本当にこの時のこの瞬間だからこそのキャストだなっていうのをしみじみ感じました。学園ドラマだからこそのきらきらと観た後の切なさと。何よりひくま先生を寺尾聰さん、なつき先生を多部未華子さんがやられているのがとても素晴らしいと言うか、お二人じゃなきゃこのドラマは成立していないと言うか。新しい部員が沢山入ってきて心が乱れてしまったり、家族のことが気にかかって思い詰めてしまったり、本当は音楽やりたいのに気を遣ってやりたいっていえなかったり、様々な学生ならではのとげとげした、でも繊細な悩みに先生はしっかり向き合って応援し続ける。だから皆はひくま先生のために1つになって、みさきサウンドを奏でる。純粋に音楽って良いなって思うと同時に、私も心の火を消さず、一瞬一瞬を大切に生きていきたいと感じる熱いドラマでした。個人的に今のように主演をはる仲野太賀さんも大好きなんですけど、4,5番目くらいでめちゃくちゃ声出してる太賀さんも良いなって思いました。
