これは興味深いテーマ。
DSD・インターセックスを取り上げたジェンダー作品で、聞いたことあるようなないような…程度の認識だったからこの作品はいい学びの機会になった。DSD・インターセックスっていう呼び方は当事者の中でも分かれてるから一応両方書いときます。
XX（女性）、XY（男性）の両方の染色体を持つDSD・インターセックスで生まれた主人公ジェイの物語なんだけど、勘違いしてほしくないのは、性自認と性的指向とは全然関係なくてLGBTQにカテゴリを分けること自体問題提起されているくらいだから、私もこの作品を見ながら最初は戸惑ったけどこの主人公を勝手にLGBTQにカテゴライズすることはだいぶ違う話になってくる。
なのに、この作品がそのことについて詳しく説明してくれるわけでもないから、テーマについて視聴者側が見た後にちゃんと調べる必要がある。一歩間違えたら大きな誤解を生む内容なのに圧倒的に制作側が説明不足だから正直すごい作品！とはならなかったな。
でも、ずっと興味深かった。いい学びにもなった。おすすめ。
