映画「鬼平犯科帳 血闘」(2024)の前日譚となる新生鬼平の第1弾「～本所・桜屋敷」(2024.1.4)をようやく見ることが出来ました。実は映画を先に観たのですが、十代目松本幸四郎さんの鬼平はなかなかの貫禄で良かったので。しかし、映画が良かったからこそ、このドラマ版は少し物足りない。映画で見応えのあったチャンバラシーンは控えめで、クライマックスの鬼平と松平健さん演じる松岡重兵衛の対決シーンがちょっと肩すかしでした。序盤の道場のシーンでの鬼平と筆頭与力の佐嶋忠助(本宮泰風)の対決が寸止めだったからこそ、そこは問答無用のアクションを見たかったかな。あと、気になったのは柄本時生さんの活躍がどちらにもなかったこと。彼は今後に活躍するのかもだけど、今回に関しては存在感ゼロ。キャラが濃すぎるのでもう少しなんかあってもいいと思いました笑
