年末年始休みで見始めたのに…ようやく完走。
韓国の伝統相撲シルムの本場、海辺の田舎町が舞台。シルムの名手の父と兄2人に比べて冴えない結果ばかりのままピークを超えた主人公。
そんな落ちこぼれ青年が王者になるまでの田舎町スポ根！…と思いきや、そこに現在と過去の殺人事件のミステリー要素をクロスさせる力技の脚本。
しかしスポーツにおける八百長やら違法賭場ってさ、関わった人やその家族の人生を狂わせる可能性は大いにあるわけで。スポーツ八百長問題を上手く取り入れた点はなんだか良かったよね。
10話になってやっと面白くなって遅過ぎやろ！と突っ込み必須。幼馴染5人が連携するくだりは胸アツ。しかしそこに辿り着くまではのらりくらりが多い気も。
それにしてもベビーフェイスのチャン・ドンユン青年がガチムチに太って相撲取るのって…誰得やねん。けど頑張ってたで賞。シルムのことを彼が世界に発信してんのもなんか面白い。ほっこり。
そう全体的にスポ根もラブもミステリーもヒューマンも中途半端だけどほっこり感が悪く無い。
これだけは言いたい
母親役のチャン・ヨンナム女史。やっぱ名優だなー。
余談ですがシルムはあまり韓ドラや映画で題材になりません(演者の役作りの問題かな)が、知る限り『ヨコヅナ・マドンナ』という映画はシルムが題材。かのキム・ユンソク先生に加えて、チョ・ナンカン時代の草彅剛が何故か友情出演してますよ。
