サトタカ

沈黙の艦隊 シーズン 1 ~東京湾大海戦~のサトタカのレビュー・感想・評価

4.2
マンガ好きなジジイなので原作はモーニングで連載開始したときから読んでいた。
連載開始が36年前?その頃生まれた子ももうみごとな中年だよ…。
当時はそりゃもうショッキングな(突飛な?)内容で驚かされたもんだけど、ソ連がロシアになったり、アメリカのアフガン侵攻、ロシアがウクライナに侵攻したり、イスラエルがガザ侵攻したり、イランがイスラエルを攻撃したり、いろいろあって、かえってこの作品の荒唐無稽さが少しマイルドになったような気もする。なにが起きるかわからないという意味では。
現在だと戦力的にも中国の存在感が強いので、話がより複雑化しそう。

ともあれ、原子力潜水艦シーバットの艦長海江田を演じる大沢たかおは本当にすばらしい。あの妙に自信に満ちた表情で「発射」とか言われると、笑ってしまうレベル。なんというか意志が強すぎるというか、常人離れした決断力があることが伝わってくる。自衛隊の潜水艦立浪の南さん(ユースケ・サンタマリア)もいい。あと江口ちゃんの秘書役の岡本多緒、美しいわ、演技うまいわで最高です。

CGも見事で米艦隊や潜水艦バトルなど絵面に説得力がある。
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