シガーandシュガー

バイアスロン殺人事件~閉ざされた銀世界の秘密のシガーandシュガーのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

冬山はいいねえ。。。と思いながら鑑賞。
バイアスロンの名選手アベルが撃たれて死亡する。
アベルは高潔で有名だったゆえに、セクハラ常習犯のコーチがアベルによる正義の告発を恐れたか、アベルを溺愛する母によって不遇を強いられた弟の不満か。
捜査に派遣されたシサコ大尉は、自身の弟の死をトラウマとして引き摺ったまま犯人を探し続ける。

フランスのドラマではおなじみのニコラ・ゴブがいてちょっとコミカルな部分が期待されたけれどそんなことは全く無かった。
ピースのひとつひとつはチープながら、組み合わせを工夫して、鑑賞に耐えるドラマになったかも。面白かったかと言われると微妙だが、自分も地道に捜査している気持ちにはなれる。人物の掘り下げは浅い。

シサコ大尉のトラウマもよくある話だったが、バイアスロン殺人事件そのものが地味なので付け加えざるを得なかったのかも。