このレビューはネタバレを含みます
どっちも応援できない三角関係なんて初めて。世子もリンも、なぜソファを好きになったのかの過程が弱い。
でも、6話あたりから、リンに肩入れした方が物語を楽しめると思い始めた。
これ、リンが主役では?冷静に状況を判断して聡明なのはリンの方だよ。
8話くらいから急に面白くなる。でも、結末を知っている私は、正直複雑。ネタバレ見ずに見た方が絶対にいいドラマだった。
サン(ソファ)の気持ちが分からないというレビューもあるが、サンは明らかに序盤からリンよりだと思う。ただ、明確な言葉がない。サンが世子を好きならまた別の話しになっていったと思う。赤い袖先のような。でも、これは違う。世子も「家族になりたい」とかは言わないし。
サンの気持ち次第で見方が変わるのに、どっちが本命か後半特に分かりづらいかも。この微妙なサンの立ち位置、理解はできるけど、見ている方はハッキリして欲しいって思うよね。
後半、どんどん世子が可哀想になっていく。アホな王の父、信じていた母やリンまで疑い、不安定。
ラストはすっごく良かった。練られた脚本見事。ムソクの物語をもっと見たかったのが心残り。
夢中で見た!おもしろかった!