IQ240の女刑事と中年のゲイ刑事コンビがサイコ殺人に挑む、と言う展開は良いが、「ブリッジ」以降、アスペルガーの様な女刑事パターンは多い。今作はそれに幻影も加わるがトラウマも含めてちょっとありきたりの感は免れない。
前半は2人のキャラや背景説明もあるし中年刑事の多弁も鬱陶しく話のテンポが悪い。
しかし、中盤くらいからキャラが馴染むと面白くなってきて、犯人が出てきたあたりから話しは加速して一気に楽しめた。
ただし、7話では完全には終わっておらず、“視聴率が良ければ続編作ります“のパターン？
犯行を再現したりする、女刑事の思考の映像再現は視覚的にも凝っていてシュールな魅力がある。
途中のオムレツの回だけユーモアなシーンがあって、せっかくヒロインの想像世界も描くんだから、こう言うシーンがもっとあっても良かったのでは？
