meiko

アンチヒーローのmeikoのネタバレレビュー・内容・結末

アンチヒーロー(2024年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

「大きな組織の理屈の前に自分をねじ曲げて生きていかないといけないことがまだまだあるのが日本の現状です。ですが司法の人間は、それがだれかの一生を大きく左右するということを1秒たりとも忘れてはいけない」

長谷川博己の怪演良き。

しかし性犯罪の「被害者」が実は嘘をついてたっていう設定は違和感。あきずみ先生が嘘を暴くために彼女に「現場から逃げられたでしょ?なんで逃げなかったの?」って問い詰めるところも良くないと思う。実際、逃げるどころではない本当の被害者もいるわけで、(命の危険を感じる時は、体が硬直して死んだふりのように生き物としてなることが科学的に指摘されていて、逃げられる方が珍しい)
逃げなかった本物の被害者がいたときに「これも嘘じゃ?」と疑う世の中の流れに加担してしまわないかな。
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