主人公二人がとても良い。
共に別ベクトルの負の感情を表現しているが生々しかった。
ヤングケアラーの方は本当に気の毒だがこのドラマのように制度をうまく使えば多少なりとも気持ちを楽にできるということが知れ渡っていないのが問題。
専門書を読み解かなければわからない制度とか無いに等しい。
その一方で悪く言われることが多い生活保護は本当に困っている人だけでなく不正に受給している人がいるのが問題。
国がなぜこのような状態を放置しているのかが謎。
一方で生活に困窮しているわけではないが親のプライドで進路を決めさせられるのもある意味虐待に感じた。
終盤二人がお互いの立場を理解することで自分自身の生き方を変えていこうというところは始まりに過ぎないがこのような立場の人達にも共感を与えるのではないか?と思える。