りっく

ケの日のケケケのりっくのレビュー・感想・評価

ケの日のケケケ(2024年製作のドラマ)
4.2
単発ドラマということもあり、駆け足な展開であることは否めないが、それでも日常生活で辛いことがあればハレ=非日常に逃げ込むのではなく、自分自身でコントロールできるケ=日常の部分は、せめて自分が息をしやすいように変革しよう、居場所を見つけよう、笑って過ごそうという生き方の指標を示してくれるような見事な青春もの。

特に映画やドラマで重要なフード描写が白眉で、家での食卓シーンの緊張感と、学校の昼休みにふたりで食べるシーンの対比が効いている。
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