ぽんぽこだぬき

ケの日のケケケのぽんぽこだぬきのネタバレレビュー・内容・結末

ケの日のケケケ(2024年製作のドラマ)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

まず、少し前までは「感覚過敏」という言葉自体が世の中に知られていなかったけど、その感覚過敏をテーマにした作品が作られる時代になったのだなぁと感慨深く感じた。
主演の當真あみちゃんの演技が透明感があってとても繊細かつ丁寧で、自然と物語に引き込まれた。
奥平大兼くんの演技もいつも通り自然で、他のキャストもそれぞれ良くて、45分のドラマだったけど、優しげな色彩と音楽も物語に彩りを添えて、良い余韻を残す上質なドラマだったと思う。
多様性を重んじる現代において、あらゆる特性を持った人を尊重できる世の中になるように訴えかける作品だったと思う。
また、生きづらさを感じる人が増えていっている世の中でもあるから、そんな人々には「いつも走らなくても良いよ。休みたい時やどうにもならない時は休んだら良いよ。」とそっと背中を押してくれる作品だった。
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