1話鑑賞。
豪華キャスト×加藤拓也監督によるシュールで不穏な作劇。演劇出身で映画界でも活躍する監督の出自を活かして、演劇のアプローチを大胆に取り入れてるのだけど撮影やカッティングには映像的な味付けがきちんとしてあってやはりこの監督は気になる人だ。
加藤監督はこれまでの嫌な男性のリアリティを描く事に長けている印象があったけど、今回は妙に生々しい嫌な女性が登場。嫌な人間を描くのが上手い。
中川大志はこういう感じもできるんだな。
この作品が現代日本人の何を炙り出そうとしているのかは今後も注視したい。みんな何かに縋りたいんだね。