このレビューはネタバレを含みます
ストーリーは軽め、描写は重め
出産シーンそのまま見せるなら18禁つけた方がいいんじゃないかな
6話しかないのもあって、中弛みはなく楽しめた
カルト、家族、陰謀、盲信、禁忌
ここら辺がテーマになってるのは私好み
ミステリーとしても構造が面白くていい
残り15分で明かされる真実は好み別れそうだけど、私は好き
評価が下がる要因としては、少しとっ散らかりすぎ
退屈しないのと表裏一体な部分はあると思う
特に警察一家には感情移入できず…
ここの家族はみんな人の話を聞かず、自分の意思(よく言えば信念)に基づき行動し、結果やらかすけど何故か満足はしている、、、って感じ
お母さんは陰謀論すぎて辛い、鬱への理解無さすぎて辛い
旦那は妻を信じなさすぎ、仕事やる気無さすぎ
いちばん酷いのはメインの女性警察官
彼女は「じっとしていられない」という理由でり車で研究施設に突っ込むんだけど、結局そのせいでデモ団体が研究施設に突入→デモ首謀者が研究施設トップを射殺→中に子供がいる鉱山が爆破される
という最悪な流れを作る
それでデモ首謀者を連行して満足気にしている様子は全くもって何がしたかったのかわからなかったし、それで旦那と仲直りのキスされても反応に困る
何が解決したんだ…?
ぶっちゃけこの一家のシーンはほとんど見なくてもストーリーは繋がるし理解には困らない
フリーターの弟だけが唯一の良心
それ以外にも色々ツッコミ所はあるけど、刺激強めな因習村もので面白かった