whochanmisaki

ミスティのwhochanmisakiのレビュー・感想・評価

ミスティ(2018年製作のドラマ)
4.5
12月11日視聴開始、全16話版。
時系列がバラバラのためにイラッとするときもあってまさにmistyだったけど、3話で過去から現在までの概要が把握できてからはぐいぐい引き込まれている。まだ5話だけど、あまりに濃密で頭がぐったりしてイッキ見がしんどい、良い意味で。
キレ者キャスターのコ・ヘラン(キム・ナムジュ)がとにかくイイ。応援しながら見ている。糞屑男ケビン・リーは天罰じゃ。

報道を扱ったドラマが好きで、ニュース9の現場がいちばん面白い。日本のドラマ「エルピス」にもハマっているところ。そういえばドラマでいちばん心が揺さぶられたのは「ピノキオ」でキ・ジェミョンとキ・ハミョンが別々の報道番組に出演して連携したシーン。

ドラマはいよいよコ・ヘランにとってツラい展開になりそうで見るのがツラい。けど、ヘランは強いのだ。

10話は神回。少女との性接待の最中の国会議員に直撃ライブ配信、痺れた。思わず拍手と歓声を上げてしまった。コ・ヘランとハン・ジウォン(チン・ギジュ)に惚れた。あっ、カメラ記者クァク・ギソクも。
13話も神回。こんなに溜飲が下がった法廷シーンは初めてかも。チャン・ギュソク局長に惚れた^^;。14話で副社長に啖呵を切る局長にますます惚れた。カンユルの摘発から大企業と政界・法曹界の癒着に切り込む報道に拍手、ハン・ジウォンが立派に独り立ち。
15話、最終回はわたしの中ではオマケ。ラスト、目を閉じ涙をこぼしながら80kmから120kmを超えるまでアクセルを踏み続けてトンネルに突入したカン・テウク(チ・ジニ)とスタジオで本番中なのに感慨に浸って無言のまま潤んできたコ・ヘランの目からこぼれる落ちる涙、嗚呼、好い終わり方だった。

出所後のミョンウの設定は受け入れがたいというか、このドラマを荒唐無稽にしてしまって残念だったが、最後に、ヘランに執着するソ・ウンジュに「自分の人生を歩め。もう恨むな」と(韓国社会への)すばらしいメッセージを残してくれたので良しとする。
ヘランの友人ユン・ソイ記者が印象に残る。SAVE ME2でチルソンの妻ミソンを演じたときも印象的だった女優さん。

皆んな、コ・ヘランが大好きなんだ。
12月17日視聴完了

追記 中盤からのぐいぐい引き込まれた神回が時が経つほど忘れがたくて評価をアップさせた。
whochanmisaki

whochanmisaki