ロボットマン

名探偵モンク シーズン8のロボットマンのレビュー・感想・評価

名探偵モンク シーズン8(2009年製作のドラマ)
4.0
多くの恐怖症を持ちながら並外れた観察力、記憶力、推理力で次々と難事件を解決していく名探偵モンク。
序盤は微妙なエピソードもチラホラあったけどシーズン3くらいから脚本がぐっと良くなったように思う。
トリックは全体的にそこまで良くはないけどストーリーはエピソード内に無駄無くこれでもかと伏線が張り巡らされており少しでも不自然な瞬間があれば大抵それも証拠になったりするので、そのせいでモンクより先に事件の真相に辿り着くことも多かった。
モンクの面倒な性格と恐怖症にイライラする人は観てられないだろうけど、それを受け入れられるなら振り回される周りの人々とモンク自身がとにかく面白くシーズン8まで飽きずに笑える。
毎シーズン終盤でトゥルーディーの事件に関するエピソードが用意されており徐々に明らかになっていく真相、苦しみに耐え抜いてきたモンクが遂に見せる晴れやかな笑顔にぐっとくる。