舞台キャバクラだし、オチは読めるし、ありがちな感じだし、安っぽそうだし…
なめてました。これが意外と面白い！
茨城の田舎から大学進学のため上京してきた地味ダサ男子今田聡が、バイト先のキャバクラの店長からのLOVE理論によって、同郷・同じ大学・同じバイト先の可愛い女の子、桐谷玲子を落とすまでの恋愛サクセスストーリー。
まずテンポが良い。
そしてうまく一つの話の中にLOVE理論を入れ込んでいる。
多少設定でぶっ飛んでるところはありますが（キャバ嬢の家に忍び込んだり、更衣室に隠しカメラを仕掛けたり）。
そして、なんといってもナイスキャスティング。
みんな一言でいうと何やってんだよ。だけれど、振り切った演技が見応えあった。
大野拓朗は今田のキモさを上手く表現していたし（たまにイケメンに戻るとこは笑った）、清野菜名は清楚で可愛いながらもキャバ嬢似合ってた。
武田信治も最後はカッコ良すぎたし、片岡愛之助もよくできるなって程の顔芸が素晴らしい。
LOVE理論はかなり勉強になったけど、結局は素の自分が一番というラストも良かったです。
多少の安っぽさはありましたが、飽きずに楽しみ、勉強になると思います。
ただ、基本的に男性側からのアプローチなので、女性版のLOVE理論があってもいいのではとも。
「おい！今田ぁぁぁ！因みに最終話はランキング形式の総集編だぞぉぉ！」
