ごじごじ

深夜食堂のごじごじのレビュー・感想・評価

深夜食堂(2009年製作のドラマ)
4.0
毎週心待ちにして観たドラマは人生で数本しかない、その一つ。【vol.1】「赤いウィンナーと卵焼き」「猫まんま」「お茶漬け」「ポテトサラダ」。好きな料理をおいしくいただけることの幸せ、世の中の誰をも愛しく思える気持ち。喜怒哀楽すべて引っくるめて生きていくしかない毎日。【vol.2】「バターライス」「カツ丼」「タマゴサンド」 。1期の中でも名作ぞろい。全く自分と共通点のない登場人物でも共感しすぎて簡単に涙腺が緩む。とはいえ一番のお気に入りは「なんでそんなもん持ち歩いてんだい?」(ポテトサラダ)。不覚にも声をあげて笑ってしまった。 【vol.3】「ソース焼そば」「アジの開き」「ラーメン」。今見返すとオダジョーの設定投げっぱなしなのが目立って仕方なく、収拾の仕方がまずかったなと残念。それはさておきこのドラマは美男美女じゃない人々がかっこよく見えるのがいい。地に足付けて働いておいしいものをおいしいと喜ぶ人の姿こそ美しいんだと再認識。
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