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僕のいた時間のakiraのレビュー・感想・評価

僕のいた時間(2014年製作のドラマ)
4.2
久しぶりにTverで見た。
ALS。 ホーキンス博士と同じ病気だ。
映画「彼と彼女のセオリー」でもせきららに描かれていたけれど、この作品は、それより前に、制作され、この病気の残酷さを教えてくれた。
主演の三浦春馬の直向きさや、葛藤、本当にうまくて、ちょっと怖い。
ちょっと朴訥とした彼女役の多部ちゃん。友人役の、風間くんや山本美月さんが凄くいい。
嫌な先輩の斎藤工、空気のよめない弟の野村周平もはまっている。

「死にたい訳じゃない。生きるのが怖いんだ。」拓人のつぶやき。
いや、ほんとうにそうなんだろうと思う。自分だったら、果たして、生きることを選べるだろうか? 選べない気がするから。

重いテーマを突き付ける作品だけれど、IPS細胞の研究の支援や理解をひろめるためにも、あっていいと思います。
難病患者や、障害者をとりまく社会や職場が、こんな風に理解があり、温かいといいなとも思います。
実際は、どうなんだろう・・・
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