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ミディアム ~霊能捜査官アリソン・デュボア~ ファイナル・シーズンのNACCIのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

今までアリソンが助けてきた人たちは急にふつうの、明日も続くと思われた日常を奪われた人たちだったが、
死者を尊重し、助けようと一生懸命だったアリソンをいつもそばで支えたジョーが使者になった。
アリソンが悪夢で目覚めると横にはジョーがいて、ジョークや皮肉をいってふざけあって愛し合う。どんな時にもいつもそばにはジョーがいて、どんな選択をしても、どんな結果になってもいつもアリソンをサポートしてくれた。そんなジョーがいなくなった時の喪失感と哀しみはどんなものだったか想像もつかないが、
アリソンが天寿を全うしてまたジョーに出逢った時の笑顔が忘れられないくらい愛しい。。
誰もが突然大切な人を失う、自分自身が死者になる可能性がありながら日々生きている。単なるミステリー作品ではなく、死を大切に描いた作品だったと思う。
アリソンが暴走する時が多々あって、イライラすることも正直あったwが、そこがまた人間らしくてよかったな。そして、ジョーの寛大さ、おおらかさがいつもアリソンを包み込んでくれていたなあ。それは死者になっても変わらなかったんだろう。ジョーが霊になってそばにいた、と言うよりは、アリソンの心の中のジョーがその後の人生でも常にアリソンをサポートしてくれていたんだと思う。

アリソン、ジョー、三姉妹。デヴァロス検事にリー刑事。もう彼らの日常を見ることができないのが寂しい。。大好きなドラマでした!
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