レネリー

医龍4~Team Medical Dragon~のレネリーのレビュー・感想・評価

医龍4~Team Medical Dragon~(2014年製作のドラマ)
5.0
Blu-rayにて鑑賞

シリーズ完走。素晴らしかった。
全シーズンを一気に鑑賞したが、シーズン1ではチームの誕生と成功、シーズン2ではチームの絆と努力の開花、シーズン3ではチームの結束と再生、今シーズンではチームの絶対的な安心感と集大成を描けている。

シーズン3は正直なところ全体的に比べると今ひとつという評価になったが、ある視点を少しだけ変えるとかなり秀逸な脚本だと気づく。今シーズンでは坂口憲二演じる朝田のルーツとなる恩師が院長を務める経営難の病院の再生と、更なる医療の進化と世界における医療制度を塗り替えようと奮闘する経営コンサル、そして毎シーズン裏で暗躍し続ける野口の悪役で構成されている。

ややマンネリを感じてしまう要素もあったが、キャラクターの配分がとても良く、安定の面白さがあった。高橋克典演じる岡村の悪のようで悪ではない”医者としての信念がある”というバランスが良く、野口との対立もうまく構成されていた。

何がともあれ本当に面白い医療ドラマだ。
絶対的天才外科医達と命を金とする悪人達の暗躍。

諦めていたが、来世では医者になりたいと思った。

シーズン5も期待できそうだ。
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