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不感地帯 シーズン1のHONDAGRAPHICSのレビュー・感想・評価

不感地帯 シーズン1(2017年製作のドラマ)
4.0
私は小学校の学芸会でダイダラボッチ役をやったので、ある程度、森や山を信仰したり、神様が宿っているという考えはわかったつもりになっていました。それが世界的に見たら、わからないことだらけでした。
舞台になる閉鎖的な町では、裕福で外部とも交流のあるファミリービジネスな人々が発展推進派、ファミリービジネスの恩恵を受けながらも不満もある中立派、発展は汚染だと騒ぎ、今では孤立して、貧しい暮らしをしているが、歴史や伝統を重んじている保守派がいます。町の発展という点で、派閥というか思いや考えが複雑に入り混じっています。
でも、そんな人たちの中心に森があります。森はその町の象徴で、どんな人でも子供の頃は、その森で遊び、学び、育てられました。
とある事件から、町の人たちは新たに森と向き合うことになりますが、森が脅威なのか人が脅威なのか考えさせられるお話でした。
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