シーズン2からNetflixオリジナルドラマのたいとるがついた。
ストーリーはシーズン1の継続ではあるが、古代に遡る壮大なファンタジー要素ももりこんでいく。
画面的には普通のドラマに近づいてきたかもしれない。
しかしカメラは素晴らしい。
恐ろしいほどの美しさ。
出演者もエピソード重ねるたびに人相が変わってきており、ティーンエイジャーと間違えるほどの雰囲気だった少佐もシワが目立つようになり、スタイナーの奥さんなどはホラーみたいでとても妊婦の様相ではなかった。
自己破壊型の主人公がみんなを巻き込んで死体をつくりつづけたということでいいのだろうか。
満月のエピソードなどは「ブルーヴェルヴェット」を彷彿させた。
色の使い方などはデビッドリンチみたいで彩度の低い映像、特にカラス舐めのショットなどは白土三平の劇画のようだった。
ペン画のようなタッチ。
夢を見てしまうようなドラマを身終えることができて、何よりだ。
