deleのとりのネタバレレビュー・内容・結末

へーこんなのあったんだーくらいの軽い気持ちで見初めて、サクサク進んで、仄暗く面白かった。幸色のワンルームと同じ匂いがした。
事件絡みのドラマによくある3話くらいでラスボスの手先が登場したりして大物黒幕の影が見え隠れするような展開じゃなくて、核心は最後まで取ってあったのが良かった。あと伏線がゆるくて通勤時間に優しい構造だった。
人間社会の表層を剥がすと出てくるガチャガチャした噛み合わないもの無理やり貼り付けて出来た層を見て、ちょっとだけ貼り合わせる面変えて、また蓋をして、、みたいな作業がとても人間くさくてまた良かった。