はしもと

deleのはしもとのネタバレレビュー・内容・結末

dele(2018年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

この2人のバディというだけで観る価値がある。。。
思ったより謎解きサスペンスだった。デジタル遺品に残された人の思い、というより、あくまてストーリーを転がす舞台装置的な役割の方が大きかった印象。題材として今日的且つ普遍性もあってものすごく魅力的だから、もっとテーマ的なものとして扱った作品を見てみたい
大枠のストーリーラインはまあ王道で先読みは出来るから、安心感で観る感じではあった。水曜日のカンパネラが出てる話数が1番好き。
データと記憶。記憶は記録の集積だけど、人為的に消せない。けれど薄れていく。データは恒久性がある。けれど簡単に消せてしまう。改竄することもできる。硬いようで脆い
持ち主が死んでもデータとして生き続けるのって、ある人にとっては救いや拠り所になるかもしれないけれどやっぱりちょっと気持ち悪さある。難しい。