たかすぎ

deleのたかすぎのネタバレレビュー・内容・結末

dele(2018年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

小説のドラマ化
タイトルの「dele」 ディーリーって、校正用語で「削除」の意味なんだって😃

「あなたの死後、不要となるデータを削除いたします」
誰にも知られたくない見せたくない秘密のデータ削除を請け負う会社「dele.LIFE」
プログラマーの圭司と主に現場担当の祐太郎のコンビが楽しい捜査ミステリー

最初は不仲な姉と弟なのかなと思ったけど単に圭司がぶっきらぼうなだけで、やりとりはちゃんと姉弟してた
有能弁護士な姉の事をおばさん呼ばわりは止めてあげなさいケイw

初日勤務から無鉄砲で計画性もないまま現場で動いちゃう祐太郎にもハラハラさせられるけど面白い◎
難病で半身不随で車椅子の圭司は、プログラマーだし内勤が多いのかと思いきやそんな事はなく祐太郎と共に現場にも赴く器用で賢い所長

一話一話が丁寧なストーリー展開で、探偵モノな推理・伏線回収要素を楽しめるのがイイ👍️

待って❗️😳 あんな悪~い顔した一話の巡査部長、どっかで観たぞ🤔w
ラッパーの般若に襲撃される菅田将暉‼️レア‼️

二話では水曜日のカンパネラのコムアイが、ガールズバーの店員だったりするの
結構アーティストがキャストで出てるのでお宝さがし感もするよ😃

当初、余計な詮索も深入りも一切せず即データ削除だけ淡々とこなしていた圭司が、故人に寄り添い絆や想いを大切にする祐太郎の影響で徐々に他人に興味を持っていく
削除以外の人情絡みなサービス業務が話進むにつれ増えてて削除屋というか最早、これは探偵業になってるw
でもその結果、彼等にとっても契約者にとってもより良い仕事が出来るようになっていく過程がエモかった✨

他人とは線を引く圭司と人懐こい祐太郎は一見、冷と温・静と動に見えるんだけと圭司にも内に秘めたるアツいものがあったり、祐太郎にも人には見せない言わない過去があったりする
似た者同士みたいなコンビを少し離れた所から見守り、時にサポートする圭司の姉・舞

三話の公安のエスや過激派の28年の監視生活と逃亡生活と五本の薔薇🌹のエモい事エモい事❗️
観た後に五本の薔薇の意味を検索して、おおお‼️って更に感情揺さぶられるヤツ😆
写真館役が小説家・高橋源一郎だったりもして驚く
そういう人もゲスト演出されてるのね


四話の日暮さんの不遇な生き様が切ない
「魔女狩りの時代から人は変わっていない」と言うケイの一言は昨今の風潮見てても本当にそう思うね🙁

ところで日暮さん役
こんなところにRADWIMPSのボーカル、野田洋次郎✨‼️

五話辺りから少しずつケイの過去にも触れる展開

「ミスミソウ」っぽい色彩の始まりだなぁ❄️思ったらそのまんま、いじめがテーマの回が六話
PC知識乏しい祐太郎に
「中でせっせと小人が働いてパスワード探してくれてるよ🙂」と真顔で嘯くケイw
それに納得しちゃう祐太郎🤭
「勝手にしろ」「うぃ」の彼等の関係が良き◎
祐太郎、何か悪いもんが入ってる携帯盗むのうっま‼️😆
澱んだものが詰まってる、悪しき携帯をゲットした

ケイは唐揚げ大好き🤣そこは譲らない

誕生日をパスワードにするのは、単純な知性の持ち主、わかる
大勢で笑いながら飛~べ❗️飛~べ❗️とクラスメイトを囃し立てる、それはそれは悪いもんが入ってた🤢

一件冷たいようでしっかり答えを提示するケイの説得術
「ブスでごめんなさい」って誰に謝ってるんだ可哀想に
女狐を確保した
「いじめてなんかない‼️」と言ういじめっ子
更に隠された真相があるんだなぁ…🤔
いじめっ子の告白を二人のおじさん達みたく鵜呑みに出来なくて疑心で聞いてたわ

故人の身近な人たちの心を軽くしてあげようよとか、完全に祐太郎は会社の本来の業務から逸脱してたなw
確か、データ削除するだけで良かったのに探偵業務までこなし過ぎる
ケイも祐太郎の熱意に同調しちゃってるから共に探偵業務に専念しちゃう展開で
観てる私も、犯罪捜査シリーズ観てる気分に完全になってた🤭
もはや、削除だけじゃ誰もが物足りなくなってきてたwww

契約者は何を消してから自殺したのか?
「全部復元して謎を解いてやる❗️」
ついに、ケイがドラマタイトルや会社の主旨と真逆な事宣言した🤣🤣🤣
消したいより、知りたいが越えた瞬間w

もう二人して探偵業に看板付け替えたら良いのに

「この世界は、本当に汚い」
獏の正体観ても誰だお前😦ってなるだけだったけど、こんなヤツTwitterにわんさか棲息してるから気をつけようね🤫

ケイの車椅子アクション久々に観られた
「俺がお前みたいなヤツ見逃すわけ無いだろう
お前が死ぬまで見張り続けてやるよ」
真顔の山田孝之がキマッてたー‼️✨

祐太郎それは本当に怪しいよwww
でも、アナログのコミュニケーションが人間ってのは大切なんだ

初めてケイが祐太郎を相棒と認めた六話エモい

七話の事件はすぐに思い出す、和歌山カレー毒物混入事件まんまだわ
そういや、あれも結局迷宮入りみたいになったなぁ🍛容疑者はずっと無罪を主張し続けたのも実際の事件と一緒
もうここまで来ると、舞まで犯罪捜査に協力的
データ消すだけの商売じゃなかったの⁉️と些か矛盾感じながら、でも楽しいから観ちゃうw

店の商品勝手に開封する痴呆ババアとか無理だなぁ…

市議会議員も絡んできてなかなか大事だよね
警察並に捜査サクサク進む削除屋の二人
面白いからいいけど、削除なんかすっかり後回しになってて真相突き止める愉しさに夢中になってるケイと祐太郎が面白いからいいけどね
祐太郎と違ってちゃんとアポイントメント取って市議と面会する直球のケイ怖いもの知らず
ケイは何でもお見通し✨

ブログの料理のスプーンから情報特定するケイの仕事振り必見
敵に回すとヤバイ男だよね🤫どこまでも追跡して特定するスキル

談合、とかあったんかなぁ?和歌山にも
揉めたりもするけれど、三人集えば文殊の知恵💡
言われた住所が何処だろうとフットワーク軽い祐太郎の行動力も毎回すごいなぁ思う
嫌とか面倒とか一切思わない士気の高さはこの道のプロね

親が犯罪者だとその子供も阻害される
息子は世間に殺された

「あの町にいるヤツは犯罪者以下だ‼️」
死刑確定の容疑者が本気で叫んだ事で、想定外の真相に辿り着く三人

過去の動画を観る度に容疑者が増えていく
事件の日会場には行かなかったと嘘をつく人もいたり薬の売人もいたり、その売人から薬を買ってた人もいる
人のいい店の主人は病気の母親を殴れるほど凶暴だったりする

みんな、みんな動機がある
バレそうになるとみんな凶暴になる
なんだこのゴミ溜めみたいな町
面白いじゃないの🙂

だから中を見ずに削除してきたんだねケイは

「やめなさい、もう終わったんだから」

「言っていい?
すっげえ気持ち悪い❗️🤢」
わかるー‼️🤢
やりきれなくて感情吐き捨てる祐太郎に同意した胸糞漂う回◎
町ごとしょっぴける正義など、この社会には存在しなかった

8話で最終章なの残念もっとやってくれんか😙
祐太郎の過去がついに明かされる
やっと、彼の素性が知れる

治験と妹の死と病院側の弁護士との繋がり
誰かを恨まなきゃやってられない

大塚さんがっ‼️スネーーーーク‼️‼️😳
そして、八話の依頼者・辰巳弁護士の声に耳をすますんだ

明夫やないかーい‼️😆
声優の重鎮・大塚明夫さんが病床の弁護士役で登場してた✨
辰巳の音声データなんか普通にオールドスネークでテンション上がる

政治家絡み
あんな悪者顔の政治家、悪者に決まってるw

敵陣に真正面からズカズカ突入する祐太郎
強いって素晴らしい💪警察呼んどいて正解ね
歩けなくてもケイも強いんだけどあまりに敵が巨悪過ぎる
警察は相変わらず役立たず
見えてる悪党を調べてもくれない警察ってさー❗️
警察ってさーーーあ⁉️🤯本当に腐敗してるよね

唯一のデータを祐太郎に託すケイ
でもケイには自分と同じ目には遭わせたくない祐太郎
葬儀会場で生中継で政治家に天誅を下してやった👊

姉弟揃って瀕死の重症な舞とケイ
退職して姿くらました祐太郎…いつかまた会えるといいね
……って、祐太郎普通に来てるwww🤣


いやー、いいドラマ観させて貰ったわ感✨
どの話も丁寧な脚本と名優の演技力の賜物で面白かったわ◎✨
脚本家の一人一人がほぼ評価高い作品手掛けてる人揃いだからね🤭
たかすぎ

たかすぎ