YUN

ここに来て抱きしめてのYUNのレビュー・感想・評価

ここに来て抱きしめて(2018年製作のドラマ)
3.6
淡い初恋の2人が、被害者家族と加害者家族になってしまう。父親の異常性から遠ざけようとしたかったけど、好きになってしまうナム。天真爛漫なナグォン。ナムにとってナグォンは唯一の楽園(ナグォン)だった。 

ナムの学生時代役ナムダルムくん、
序盤だけでなく随所のシーンで居てくれて、観ていると心が洗われる。『凍てついた愛』と似た感覚。

ナグォンは学生時代役リュ・ハンビさんが可愛いすぎて、大人への移行には違和感ありました。もう少し華あるタイプの女優さんが良かったかもしれない。

父親ヒジェ、怖いの一言。サイコパスも、歪な形で人を愛するのか。脱獄してからの本領発揮な表情が凄かったです。そこに息子であるナムも大事な人を守る時は手段を選ばない顔にスッとなるので、親子の演技に目が離せません。ナムは、ナグォンの前では心細さと愛情が滲む、12年前のナムの顔になる。

パク記者をはじめ、記者たちの言動には本当に虫唾が走ります。
ヒジェの協力者2人、悪人に魅せられるあるある、特に女。最後までヒジェ側でいてくれないと。。

ハイライトは3話、再会のシーン。
中盤停滞し、11話あたりからラストまでが一気でした。義母とヒョンムがヒジェと対峙した時はどうなることかと。
最終話、悪人との対比が繰り返しあって間延びした感はありましたが、最後のモノローグ素敵でした。
“自分を成長させてくれる日差しや雨、温かな手にふれて、止まっていた俺の木は再び成長を始め、いつの間にか葉が触れる場所は至る所が楽園になった”


“会ったら涙が出そうな人”


ちなみに6話でなんとチェ・ジョンヒョプさん登場ー!撮影現場シーンでチラリと映った時、あのベージュ色トップス男子かっこよさそう、、と思ったら。調べても出てこないので、エキストラ扱いやったのかしら。同じ事務所のアシスタントか後輩俳優的役どころ。ちょっとだけ台詞あり。
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