maro

ガリレオ(第1シーズン)のmaroのレビュー・感想・評価

ガリレオ(第1シーズン)(2007年製作のドラマ)
4.0
  ストーリー:★★★★☆
 キャラクター:★★★★★
     映像:★★★☆☆
     音楽:★★★★☆

原作小説は未読。
映画最新作に向けての復習(といってもこれが初めての鑑賞)。
うん、実に面白い。

内容としてはいわゆる推理ドラマになるのだけど、「誰が犯人か」ということよりも、「どうやって殺したか」というトリックの方に目がいく作りで興味深い。
トリックもすべて科学ベースになっているので、一般人には予想しえないものが多く、とても新鮮だった。
逆に、よく犯人たちはそれを思いつくなって感じる(笑)
そのトリックを明かす過程が、各話の一番の楽しみポイント。
実験によって仮説を検証していく様子が面白い。

こういうドラマって、犯人それぞれにいろんな事情があるんだけど、必ずひとつは感動的なエピソードがあるんだよね。
個人的には、第5話のペンションを経営する一家の話がうるっときた。

湯川学(福山雅治)と内海薫(柴咲コウ)のコンビも微笑ましい感じ。
理論的な湯川と感情的な内海の正反対さ。
当初の機械的な印象の強かった湯川が、内海の影響を受けたのか、徐々に人間っぽくなっていく変化もよかった。

主題歌も好き。
昔カラオケで歌ってた気がする(笑)

そんなわけで、推理モノのドラマが好きな人はハマると思う。
さらに、科学的なトリックが多いので、理系の人だとさらに身近に感じるかもしれない。
maro

maro