現れる小林

ガリレオ(第2シーズン)の現れる小林のネタバレレビュー・内容・結末

ガリレオ(第2シーズン)(2013年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ガリレオはシーズン1の方が個人的に好みなのだが、2も好きではある。
送念ると攪乱すが好き。
攪乱すの、生瀬勝久が学会で湯川に厳しい質問(悪気はない)をされて絶望し、プツンと糸が切れたようになるシーンで学会のホールの電気がガシャンという音と共に消える演出が心に残っている。

曲球るは結構感動した記憶がある。
振り子の回と烏天狗の回は個人的にはちょっと物足りなく感じたが他の回のクオリティが高いからそう感じられるわけで、他のドラマに比べたらどの回も良作と呼べる。

ただ聖女の救済はいまだにモヤモヤする。
浄水器にアレを仕掛けるのは別に出かける直前でいいのでは?と思ってしまう。

P.S.
聖女の救済に関してはもう一回見てみたら一応納得はした。ただやはり、1年前から毒を仕掛けて自分はずっと台所に待機、というのは、物語を盛り上げるためには必要だが、頭脳明晰な殺人犯の行動としては必然性に欠けるな、という思いは拭えない。
直前に水道管のとこをいじって毒を仕掛けたとしたら痕跡が残るのか?(ホコリが減るとか?)それならその部分を、つまり出かける直前ではダメな理由をもう少し強調したほうが説得力が増すのではないかと思う。