10年前はこんなにも、結婚することが女性の当たり前の将来の夢、みたいな世界だったんだなぁと思いました。
リアルタイム視聴時も今もわたしは結婚願望が微塵も無いけれど、当時はこのドラマの感覚に疑問を持たず観てたな。特に引っかかってないからたぶん。

春子さんや千春、純平くんが選んだ道はそれぞれ良かったです。
この先どうなるかわからないので、その時最善というか進みたい！と思う道をえらぶしかない。
後から、「思えばあの時…」みたいにしか判断できないのが時代です。個人でも国家でも、最中はわからない。
結婚するも良し〜しないも良し〜というのは周囲の友人たちの弁です。婚歴全く無しなのはわたしくらいのものですが。


桐島母娘がよかった。天海祐希さんと梶芽衣子さん、やり取りが自然でふたりとも素敵でした。
三吉彩花さんのイラストも可愛かった。オズの魔法使い。
毎回、花言葉が1つキーワードになるのも好きでした。花言葉ってたくさんあるなぁ…ピーマンも花言葉あるしなぁ。レタスの花言葉「冷たい」。

千春ちゃん春子さん大好き~(;―;)お二人のキャラを生かした配役がぴったり。恋愛もちゃんと大人で、でもきゅんとして好きな感じ。菅ちゃんがYouTubeで天海さんは生き方から女優。凄いと言ってて、二人とも大好きな私としては共演してくれて嬉しいし放送当時からずーっと特別な作品。

過去リアルタイムで視聴。今回再視聴で記録。

年代によって刺さるところが違うドラマかも。当時、菅野美穂が食べてた野菜チップスがおしゃれに見えてトレンディだった記憶。天海祐希&菅野美穂のWキャストで二人の同居生活を軸に話に合わせた花と花言葉を絡めて女性が好きそうな要素があちこち。どちらかと言うと天然で人の良い千春役の菅野美穂が主役？

脚本家が女性のせいか、天海祐希が珍しく押しの強い女性では無い。仕事しながら一人で生きているのは他のドラマと同じ要素だが、仕事・生き方・老後など悩みながらの40代を等身大で結婚しない、揺れる女心を中心に描いている。菅野美穂が30代半ばで先が見えない迷いと不安が生々しい。

婚姻届の用紙を紙飛行機にして飛ばす発想が主題歌コブクロに合わせてる。
No.545