こちらはDVD買った程、大好きすぎるドラマ。
「大奥」
と、いっても
こちらは「男女逆転・大奥」です!(*´∀`)
原作は未見です。
が、初めて観たのは二宮和也主演の映画の方。
そっちがイマイチやったので、
あんまり期待はせず、
ただ多部未華子見たさに見たのですが…
いや~~!!
おんなじ原作でも、
こうもクオリティーが変わるもんですかね☆~!?😲
正直、ドラマ版と映画版のクオリティーは雲泥の差。✴
このドラマの続編も菅野美穂主演でありますが、やはりイマイチでした、、、
なにがそうさせたのか…?
私が思うにそれは、多部未華子の力量ではないかと…!!!✨✨✴
このドラマも、
正直言って第二話まではそれ程面白くはない。
多部未華子が主になってくる第3話からがこのドラマの見どころです!!🙌
彼女の魅力って、不思議なんだよなぁ~😘
彼女がその場面にいるだけで、
グッと絵が引き締まる!
周りの役者達の演技が、演技ではなくなる!!!
それは、ひとえに彼女の存在感。
まるでホントにその役になったかのようで、
相手役たちの底知れぬパワーを引き出すような、
そんな力が彼女にはあるような気がします。(*´ω`*)
ドラマから、話がそれました😂
あらすじは、こんな感じ…
時代は、徳川家光公のころ。
江戸では、若い男子だけが罹る
「赤面疱瘡」という病が流行り、
男子の人口が激減する。
そんな折、江戸城に出向いた僧侶、
有功は、なぜかなかなか帰らせて貰えなくなって…
日本でも、世界でも、時代劇を観た時に思うこと。
私たちは、彼らの犠牲の上に成り立っているということ。
彼らは、自分が生まれた場所から、
逃げるとこはできない。
自由を求めて抗い、くるしみ、
それでも自分の運命を受け入れて、
生きていく。
私たちの自由は、そんな彼らのおかげなのだと。
このドラマの主人公、
多部未華子演じる家光も、
そして僧侶としての道を閉ざされた堺雅人演じる有功も、、、
次から次へと彼らを襲う悲しみ、
それすらも受け入れて、
お互いを支え合う彼らの姿に、
毎話涙なくしては観られません!!!!。:゚(;´∩`;)゚:。
このお二人以外にも、
それぞれのキャラクターが個性的かつ魅力的。
とくに、麻生祐未演じる春日局はお見事!!
未だに「お局様」という言葉が使われるくらいの
やなババア代表の、春日局。
それをほんっと~に、いやらしくもしなやかに演じている。
戦国の世を生き抜いた春日局。
少女時代のそんな思いを胸に、
平和な世を作るという使命を全うしようとした、その使命感。
ただ、ヒドい悪女ではなく、
そんな二面性も魅力のキャラクターでした。
そして、家光の跡継ぎを生む子種として大奥に連れてこられた捨蔵に、窪田正孝。
彼は、暗そうな役が多いけど、
ほんとはこんな軽~い、頭空っぽなタイプの憎めない役、
お似合いですよね~!
ほんと、アホっぽくていいわ~!😂✨
そして、有功を演じた堺雅人。
堺雅人らしい、穏やかで物腰しとやかな役。
笑顔を絶やさず、
なのに本来の自分らしさを奪われるような周りの仕打ちに、
苦しみ、時に荒々しさもみせる。
そんな主人公を見事に演じていました。
そしてそして、我らが多部未華子ちゃん!
彼女が演じる家光
ただの上様ではなく、その裏の複雑すぎる事情。
幼少期からの悲しい出来事、
そして、有功と出会い初めて訪れる幸せ。
少女の顔
少年の顔
母の顔
将軍の顔
女の顔
嘲る顔
憂える顔
優しい顔
泣きじゃくる顔
あらゆる顔をクルクルと変えながら魅せていく様が見事です!
とくに第3話でのなかなか普段耳にすることもない高笑いからの涙。
そして真顔からの号泣。
泣き声も、笑い声も完璧すぎる…!!
この瞬間、まばたきも忘れて魅入ってしまうのです。
予想もつかない展開と、ラストも見どころです!
まだ観てない方は、ぜひとも…!!!