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悪夢ちゃんのnorisのレビュー・感想・評価

悪夢ちゃん(2012年製作のドラマ)
3.5
そういえば映画版(The 夢ovie)を未だに見られておらず、木村真那月の成長した姿を早く見たいのだが、この後、ちっともメインに出てこないのはどうしたことなのか。

本作は、美人だが泣かせる以外に使い道のなかった北川景子 (「ブザービート」のように!)をドS方向に舵を切らせた最初のドラマだった(今回なぜ見直したかというと「ルームメイト」という駄作フィルムに呆れ、途中で止めて、北川の成功作を見たくなったからである)。

その後、北川は「探偵の探偵」というさらなる当たり役をつかむのだが、「ルームメイト」は同時期の映画だというのに、北川をまるで活かしきれていない(ついでに、深田恭子の扱いもひどい)。
北川景子の演技の変遷はこのサイトに詳しい。→ http://演技力.net/keiko-kitagawa-acting/

2013年の初見時の感想は以下。

『「羊に草を食わせるように生徒に教養を与える」という教育方針のブラックな女教師を演じていた前半の北川景子は、これまででいちばん良かったような気がする。はまり役と言える。

藤村俊二にしか見えない小日向文世とか、存在感のあるようなないような優香とか、どこまで真面目に作っているのかわからぬドラマだった。横山克のメインテーマは秀逸であった。』

脚本は「64」の大森寿美男。今回も上記の印象は変わらなかった。
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