ミムラはわたしが一等好きな女優である。「斎藤さん」は泣けたわ〜(*^-^*) しかしその後それを超えるドラマはなく、「銭ゲバ」のお嬢様で外し、「37歳で医者になった僕」の啞の恋人、そして本作と、ややミムラらしい役に戻ってきた感がある。
ネット内のコミュニケーションが唯一の癒しという本作のヒロインも、ミムラでなければかなりニュアンスの異なるキャラになるはずだ。このはみ出る感じがなんとも好きなのだ。イッセー緒方の総理大臣は「プライスレス」の専務と完全にかぶっていて、なんとかならなかったものかと思う。
以下追記(2017/11/10)
その後のミムラの助演ぶりはヒロインを食いかねないもので、木皿泉の「昨日のカレー、明日のパン」や「トットてれび」などでは“ミムラのための特別な脇役”が設けられている。
(主演作といえば2017年の「ソースさんの恋」なのだが、ヒロインなのに助演っぽかったのはなぜだ)
とにかく、「この声をきみに」での存在感の消し方は苦肉の策という感じがする。