藍住

平清盛の藍住のレビュー・感想・評価

平清盛(2012年製作のドラマ)
5.0
夢中になって駆け抜けた。
どの回も完璧な演出と光り輝く俳優たちの演技が素晴らしく、目が離せなかった。

時代劇によくある「家父長制」「男に寄り添い支える女」「性別により割り当てられた役割」等のストレスになりうる要素を極限に排除したり、それらの使い所をちゃんと考えていたり、とにかく「そういう時代だから」と甘えたり怠けたりしない姿勢を心の底から褒めたいし評価したい。
これを今でもできない(やらない)人は沢山いる。
それを2012年にやったこのドラマが本当に好きだ。
むしろ「今だからこそ作れるものを作る!」という熱意が作品を通じて伝わってきたのがなによりも嬉しかった。

ラストシーンの寂しさは一緒忘れられないだろう。
まるで『タイタニック』のような儚い夢。
平氏の滅亡した事実は変わらない。
それでもああいう形で物語が閉じていくからこそ、この大河ドラマをこれからも愛していけると思う。
最終回のラストシーンを抱えてこれからも生きていけます。
素晴らしい時間を有難う!!!!!

各話の感想はこちらから
▶︎ https://twitter.com/aizu___mi/status/1497213633767489540?s=21&t=m3WqR-40Z-EoMX5CENJ0Sw
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